思ったことを認(したた)めるブログ

日々暮らす中で思った、ちらしの裏に書くようなことを書いていきます。

ウルトラマラソン中止→次の目標は大峯奥駈道

以前のエントリで書いた通り、出場を予定していた東尋坊愛のマラニックが残念ながら中止となってしまいました。今年の目標として位置付けていた大会だけに、残念な気持ちが大きいですが、この状況下でそうも言ってられないので、次に切り替えていかなければ、と感じています。ということで、今回はウルトラマラソン中止後の事務局の方の対応と、今後の自分の目標を書いておこうと思います。

ウルトラマラソン中止後の事務局の方の対応
これは以前のエントリで書いた通り、ホームページで中止が発表されてからすぐにハガキでの連絡をいただきました。何事もオンラインで済む世の中で、ホームページはもちろんですがメールなどでご連絡いただければ充分なところを、わざわざ葉書をいただきありがたい話です。まぁ、こういう気持ちがビジネスでも過度なface to face信仰を招いているのではないか、とも思わなくはないのですが、この辺りは今回のコロナ対策の中で節目が変わったり、若い世代の感覚が変化をもたらすのかもしれません。

ここまでは前回のエントリで書いたことそのままなのですが、先日事務局から再度封筒が届きました。その中には、事前に連絡いただいていた通り参加費の一部の返還ということでクオカードと、携帯用コップ、そしてナンバーカードが入っていました。大会Tシャツじゃなくてナンバーカードなんだ…となんだか少し不思議な気持ちになりましたが、Tシャツはまだ作ってなかったんですかね。話はズレますが、大会Tシャツってうれしいけど出るたびに貰ってしまうからめちゃくちゃ余りませんか?

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さて、いただいた中でもびっくりだったのはクオカードです。今回の参加費は1.6万円(+手数料)。そのうち帰ってきたのはなんと1.1万円。かなりの額がバックされててびっくりしました。半分でもかえってきてくれたらうれしいな、と思っていたので、とても嬉しかったですね。ナンバーカードは来年の大会に連れて行こうかな、くらいにしか思っていないのですが、携帯用コップはトレイルとか登山とかする人間からすると結構重宝しそうだなという印象があります。ダイソーの商品なんでそんな品質がいいとかはないと思いますが笑、意識してないと買わない物なので、これを使っていきたいと思います。実はもう一つ携帯用コップがあるのですが、こちらは携帯に不向き(折りたためるけどカタビラが付いていないタイプ)だったので、乗り換えて行こうと思います。

次の目標は大峯奥駈道

見出しに書いちゃってますが、ウルトラマラソンの次は縦走、それも奈良県から和歌山県に抜ける大峯奥駈道という道の縦走に挑戦したいと思います。偶然登山好きの大学の後輩から教えてもらった道で、今考えている道のりは総距離90キロ。これを秋ごろに1泊2日ないし2泊3日で走りきるというのを次の目標としました。
これまでトレイルランの大会に少し出たことがあるほか、自分の趣味でトレイルランニングをした経験はあるものの、縦走という形ではほぼ経験なし。普通に山道を走るだけならまぁなんとかなる気がするのですが、そんなに甘くないだろう、というのが個人的な感想です。具体的には、かなり田舎を走るので、ルートや装備をよーく考えなければなりません。ブレイクダウンしていくと、以下のような点が挙げられるかなと。

  1. エスケープルートの確保
  2. 補給ポイントの確認
  3. 野営のスキル
  4. 荷物の多さ

あたりでしょうか。それぞれについてみていきます。

1.エスケープルートの確保
以前の記事でも書いているとおり、トレイルで何より大事なのはリタイアできること、だと思っています。これまで走ってきたトレイルは大会としてサポートしてくれる人がいるか、もしくはある程度人里が近いところを走っているため、最悪幹線道路に出て助けを求めることができます。しかし、今回は本当に山奥を走るため、どこでどういうアクシデントが起きたらどう逃げ道を確保するのか、をきちんと考えておかなければ、遭難どころで済まない可能性があります。

2.補給ポイントの確認
1.にも関連しますが、途中に小屋などはあるものの、基本的にはほぼ幹線道路ともぶつからなければ、コンビニどころか自販機すら全然なさそうな雰囲気です。小屋での食料、飲み物調達はできるものの、そこをあてにすると何十キロも補給ポイントなし、ということは容易に想像できます。また、少し調べた感じでは水場すらほとんど無い(考えてみればそりゃそうだろって感じですが)ので、水も多く持って行かなければなりません。もちろん、食料もそうです。1泊2日ならまだしも、2泊3日ともなるとかなりの食料を持って行かなければなりません。道の途中でハンガーノックなんて起こそうものなら…。

3.野営のスキル
今回、小屋泊をもちろん考えているのですが、小屋が小さいため泊まれないということが考えられますし、そもそも小屋にたどり着けない、となったときの場合も想定しなければなりません。そうなると必然的に野営をする可能性を考える必要があります。私は子供の頃に家族でキャンプに行ったことはありますが、テントを張った記憶なんてもう15年近く遡らなければなりません。もっとも、テントなんて持っていけるわけもなく、ツェルトを持っていく予定をしています。また、これは小屋泊もそうですが、寝袋も必要になってきます。

4.荷物の多さ
2.、3.に関連して、何より懸念しているのは荷物の多さです。できれば1泊2日で行きたい、と思っているのですが、最大のネックはここです。パッキングの技術もそうですが、多くのものを背負いながら走る経験はほとんどありません。何度かトレーニングの一環で重い荷物を持ちながら走るということをしていますが、ロードでも結構消耗してしまいましたし、何より膝に負担がいっている感を強く受けました。いまは怪我をしているわけではないですが、この状態が良くならなければ、縦走の途中で故障となってもエスケープできない危険性を考えれば、走らないという判断も容易に想像できます。もちろんそうならないためにトレーニングを重ねなければ、ということと、これまで使ったことのなかったストックを使ってみようかな、と考えています。

ということで、次の目標はこれまた壮大なものとなってしまいました。登山4団体が登山自粛を求めるという事態の中、自分にできるトレーニングは限られてきますが、やれることをやりながら、目標を見据えて撤退も視野に入れながらちょくちょく頑張って行こうと思います。

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